【過去問が重要】令和3年度建設機械施工技士合格を目指す人へオススメ参考書
令和2度版 建設機械施工技術検定問題集(建設物価調査会)
令和2年度版 建設機械施工技術必携(建設物価調査会)
1級建設機械施工技士を目指そう
お父ちゃんです。
今回も一般機記述式(B)です。
機械と土木と分けられていますが、今回は土木。
のり面工事に関係する問題となります。
土木といって答えを選べる問題なので冷静に覚えていけばこの問題も、クリアしやすい感じがします。
今日も頑張っていきましょう。
No.B-3
【建設機械施工技士・独学過去問】一般記述式(B)-3
土工に関する次の問いに答えなさい。(平成28年度(B)土木出題)
(1)土工におけるのり面に関する下記の記述の(A)〜(E)に該当する語句を■の中から選択し、記入しなさい。
一般に、土工における盛土ののり面勾配は(A)や盛土高、切土ののり面勾配は地山の土質や切土高に応じた経験的な基準値である標準のり面勾配が用いられる。盛土の場合の標準のり面勾配とは、基礎地盤の(B)が十分にあり、基礎じばんからの地下水の流入あるいは浸水のおそれがなく、水平薄層に敷ならし転圧された盛土で、必要に応じて土羽工、植生工、ブロック張工等による(C)の対策を施したのり面の安定性確保に必要な勾配を示したものである。また、盛土ののり面には、のり肩から垂直距離5〜7m程度下がるごとに幅1〜2mの(D)を設けなければならない。なお、河川堤防の場合には、河川の流水による浸透水に対しても安定したのり面をもっていなければならず、堤防ののり面勾配は(E)以上の勾配でなければならないものとされている。
侵食、1割5分、2割、支持力、せん断力、盛土材料、段切り、天端幅、トラフィカビリティ、小段、沈下
正解(解答例)
一般に、土工における盛土ののり面勾配は(A盛土材料)や盛土高、切土ののり面勾配は地山の土質や切土高に応じた経験的な基準値である標準のり面勾配が用いられる。盛土の場合の標準のり面勾配とは、基礎地盤の(B支持力)が十分にあり、基礎じばんからの地下水の流入あるいは浸水のおそれがなく、水平薄層に敷ならし転圧された盛土で、必要に応じて土羽工、植生工、ブロック張工等による(C侵食)の対策を施したのり面の安定性確保に必要な勾配を示したものである。また、盛土ののり面には、のり肩から垂直距離5〜7m程度下がるごとに幅1〜2mの(D小段)を設けなければならない。なお、河川堤防の場合には、河川の流水による浸透水に対しても安定したのり面をもっていなければならず、堤防ののり面勾配は(E2割)以上の勾配でなければならないものとされている。
(A)盛土材料
(B)支持力
(C)侵食
(D)小段
(E)2割
(2)盛土の締固めを行ううえでの留意点を3つ記述しなさい。
正解(解答例)
盛土施行中は、降雨対策として盛土全体に排水勾配をつけて雨水の浸透を防ぐ。
盛土材料の水分量は締固めに最適な含水比の土を使用して、水分量が不足する場合は散水などを行い最適含水比に調整してから盛土する。
のり面勾配が2割よりゆるいのり面は、のり面のたて方向に走行させ、上りでは振動をかけ、下りでは振動を停止して締固める。
現場条件によってのり面バケットを使用して、重機の転落を注意しながらのり面の盛土と整形、締固めをおこなう。
全体を均等に締固める必要があり、特に盛土端部や隅部などは締固めが不十分になり易いので注意する。
今回は土木ののり面に関係する問題でした。
実務をやっていればすぐにわかるのでしょうが、そうでない方もたくさんいると思います。
(2)のような3つ答えを〜というような問題は、職場の先輩同僚や友人などに同じ質問をしてみるのもいいかもしれません。
土木経験者は決して綺麗な職場じゃなくても、頭がいい人がたくさんいます。
それは仕事上、覚えていかないといけないことが多く自然と実力もついてきてしまうのです。
僕は土木関係者は一つの作品を作る、芸術者と同じと思っています。
この資格も取得して、更なる芸術作品の一つを作っていく過程に関わっていきたいものです。
本日はここまで!
次回もよろしくお願いします。
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