令和3年度1・2級に対応/問題集
建設機械施工技士過去問独学編

【建設機械施工技士】独学過去問・1級 拓一3<試験対策>

【過去問が重要】令和3年度建設機械施工技士合格を目指す人へオススメ参考書

令和2度版 建設機械施工技術検定問題集建設物価調査会)

令和2年度版 建設機械施工技術必携(建設物価調査会)

 

1級建設機械施工技士を目指そう

今回は3回目になります。

1日5問だけ覚えていこう!!

そんな思いから始めたこのブログシリーズ。

さぁ今日も頑張ります。


 

No.3(計5問)

【建設機械施工技士・独学過去問】拓一3-1

下図に示す、ネットワーク式工程表に示された工事に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。

 

(1)C工事とH工事を各2日間、E工事を3日間短縮したとき、この工事の所要日数は37日である。

(2)この工事の所要日数は40日である。

(3)クリティカルパスは0→1→3→4→6→7である。

(4)C工事とH工事を各2日間、E工事を3日間短縮したときのクリティカルパス0→1→3→5→6→7である。

 

 

正解

適切である

(1)C工事とH工事を各2日間、E工事を3日間短縮したとき、この工事の所要日数は37日である。

この工事の所要日数は41日。

クリティカルパス0→1→3→5→6→7。

C工事とH工事を各2日間、E工事を3日間短縮したときのクリティカルパス0→1→2→6→7である。

【建設機械施工技士・独学過去問】拓一3-2

モータグレーダの構造・機能に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。

(1)ブレーキ装置は、運転席の主ブレーキと駐車ブレーキが兼用となっている。

(2)ステアリング装置は、ハンドル操作によって前輪の向きを変えるものであり、リーニング機構も同時に操作できる。

(3)アーティキュレート機構は、左右とも最大45度までの屈折が可能で、リーニング機構と組み合わせたオフセット作業に利用される。

(4)前輪軸は、前輪の片側が凹凸に乗り上げたときに、全車輪中央の変動を二分の一に減じる機構を備えている。

 

 

 

正解

適切である

(4)前輪軸は、前輪の片側が凹凸に乗り上げたときに、全車輪中央の変動を二分の一に減じる機構を備えている。

(1)ではなく2系統。

(2)リーニング機構は同時に操作できない。

(3)アーティキュレート機構の屈折は45度じゃなく25〜30度まで可能。

【建設機械施工技士・独学過去問】拓一3-3

ブルドーザの動力伝達装置に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。

(1)ダイレクトパワーシフト方式は、高効率な動力伝達と容易な操作性を兼ね備えている。

(2)トルコンパワーシフト方式は、主クラッチと歯車式変速装置で構成され、主クラッチはエンジンを回転したままでトラクタを停止させるときに使用する。

(3)エレクトリックドライブ方式は、エンジンにより発電機を駆動し、機械的な力を電気的な力に変換してトラクタを駆動させる。

(4)ハイドロスタティックトランスミッション方式は、左右のクローラが独立駆動するため、パワーターンやスピンターンが可能である。

 

 

 

正解

適切でない

(2)トルコンパワーシフト方式は、主クラッチと歯車式変速装置で構成され、主クラッチはエンジンを回転したままでトラクタを停止させるときに使用する。

トルコンパワーシフト方式は、トルクコンバータと油圧操作のトランスミッションを組み合わせたもの。

操作性も良い。

【建設機械施工技士・独学過去問】拓一3-4

機体質量6t以上の油圧シャベルにおけるコンピュータ制御に関する記述のうち、適切なものはどれか。

(1)エンジンポンプ回転速度の制御は、エンジン回転速度が目標回転速度より低くなったら、油圧ポンプの吐出流量を増やし、エンジンストールを防止する。

(2)可変容量形油圧ポンプの吐出油量制御は、重負担がかかったときにエンジン回転速度を自動的に上げて、作業量を増やす制御などが行われる。

(3)超小旋回形油圧シャベルのキャブ干渉防止装置は、バケットに装着したセンサでキャブに干渉しないようアームの停止位置を決める。

(4)建設機械遠隔稼働管理システムはGNSS(汎地球測位航法衛星システム)等を利用し、建設機械から離れた事務所などで遠隔操作する。

 

 

 

正解

適切である

(2)可変容量形油圧ポンプの吐出油量制御は、重負担がかかったときにエンジン回転速度を自動的に上げて、作業量を増やす制御などが行われる。

(1)防止ではなく回転速度を維持する。

(3)キャブとバケットが干渉しないようバケットの爪の先端がキャブに近づいた位置で停止する。

(4)建設機械遠隔稼働管理システムは場所や稼働情報を管理するシステム。

【建設機械施工技士・独学過去問】拓一3-5

3-5コンクリートの運搬に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。

(1)ベルトコンベアで運搬する場合、ベルトコンベア間の段差を極力少なくし、材料分離を生じないような勾配とする。

(2)バケットをクレーンで運搬する方法は、コンクリートに振動をあまり与えないことから材料分離を少なくできる運搬方法である。

(3)コンクリートのポンプ圧送に先立ち、先送りモルタルを型枠内に打込む。

(4)手押し車で運送する場合、運搬路は平らな状態にし、運搬距離は20〜100m以下とする。

 

 

 

正解

適切ではない

3)コンクリートのポンプ圧送に先立ち、先送りモルタルを型枠内に打込む。

先送りモルタルは配管内の流動性を確保するもので、強度不足になるので型枠内に打込んではいけない。

 

今日はネットワーク工程表が出てきました。

工事現場の監督をするまでこのネットワーク工程表のことは知りませんでした。

ネットワーク工程表とは

ネットワーク工程表とは、各工事に対し前後の工事との関連付けをすることで、連続した全体工程においての流れを明確にし、さらに最短期間となる完成までの道筋を示してくれるものです。

全行程における最短期間で完了できる経路のことを指す「クリティカルパス」がわかることによって、工事を円滑に進めることができ、無駄を省くことに貢献できます。

 

工事が大きくなり各工種が増えた時にネットワーク工程表を使いました。

もちろん施工計画書にも載せて。

建設業は本当に深い。

今日もお疲れ様でした。

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ABOUT ME
しくじり父ちゃん
45歳元法人会社代表取締役。家族以外全てを捨て人生やり直し。それも今となればまた楽しい人生。会社を辞めて3年は何もしないと決めてやっとみそぎ期間も終わりこれから楽しい人生を生きていく。そのきっかけがこのブログなんや。倒産経験があってもどんだけ復活できるかを実践し元経営者に勇気を与えていけたらええなと思ってとるよ。
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